いわき市は福島県の東南端に位置し、南端は茨城県、東は太平洋に接しています。寒暖の差が少なくとても過ごしやすい気候が特徴です。
市域は大きく分けて、全体の約70%を占める「中山間部」、約60㎞の海岸線を持つ「海岸部」、人口が集中する「都市部」からなります。
人口339,349人(令和2年2月1日現在)、市の面積は、1,232.02 k㎡と、東京23区の約2倍の広さの大きい市。地形は、西方の阿武隈山地から東方へ穏やかに低くなり、東側には夏井川や鮫川などの河川の河口部を中心に、平野となだらかな丘陵地が広がります。
首都圏から比較的近く、自然と中核都市の機能の両面を持つ、「ちょいなか、ちょいまち」を魅力としています。
震災復興においては、福島県浜通りの復興を支える産業と生活の拠点となるまちを目指した取組が進められています。
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いわき市沖は、暖流と寒流が交わる潮目の海。その影響で冬温暖で夏涼しいという過ごしやすい地域です。また、年間日照時間が長いまちとして知られています。いわきの冬は「からっ風」が強く、よく乾燥注意報が出されますが、雪がほとんど降らないため、年間を通してレジャーやスポーツが楽しめるまちです。
主な交通手段は、常磐自動車道と磐越自動車道の2つの高速道路、常磐線と磐越東線の2つの鉄道があります。福島空港からは乗合タクシーやレンタカー等を利用して約1時間と、他県からのアクセスに大変便利です。
東京23区の約2倍の広大な面積を誇るいわき市には、活気溢れる市街地、潮風香る海のまち、美しい風景が残る里山など様々な魅力を持った13の地区があります。
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市役所やいわき駅、美術館などがある市の中心部です。飲食店なども多く、商業の中心地でもあります。
いわきの海の玄関口。工業、漁業、観光など魅力ある産業に溢れ、海が身近に感じられる市街地です。
県内随一の広さを誇る勿来海水浴場や奥州3関のひとつに数えられる勿来関跡があり、市南部の中心地です。
常磐炭田の石炭産業を中心に発展し、現在では世界でも指折りの湧出量を誇るいわき湯本温泉があるまちです。
住宅地が広がり、買い物や通院にも便利な地区です。福島県の建造物で唯一国宝にも指定されている白水阿弥陀堂もあります。
広大な四倉海岸を有し、漁港、駅周辺に市街地が形成され、郊外には市内有数の農業地域が広がっています。夏には海水浴、ビーチスポーツなどでにぎわいます。
豊かな緑や清流にかこまれた中山間地域でありながら、教育機関や医療機関など生活に必要な機関がそろっている住みやすい地域です。
二ツ箭山(ふたつやさん)や背戸峨廊(せどがろ)といった自然環境に恵まれた地域。「蛙の詩人」として知られる草野新平生誕の地でもあります。
交通アクセスが大変よく、市内屈指の工業団地がある地区です。ジャンボメニューでのまちおこしを行うなど活気にあふれています。
国道49号線が東西を横断し、高速道路からのアクセスも良好な自然豊かな中山間地です。数多くの桜の名所があることで知られています。
地区全体が山に囲まれ、春の新緑、秋の紅葉、山菜など自然が豊かな地域です。あたたかいおもてなしが自慢の「田人おふくろの宿」もあります。
風光明媚な海岸線と西北の豊かな山林に囲まれた地域。大久川流域の地層からは巨大アンモナイトの化石が発掘され、またフタバスズキリュウの化石発見地として知られています。